JR東日本の普通列車グリーン車では、一部の路線で電源コンセントが利用できます。
この記事では、どの路線でコンセント付きグリーン車が運行されているのか、具体的な設備や使い方について詳しく解説します。
コンセント付きの普通列車グリーン車が運行されている路線
グリーン車にコンセントが設置されている路線では、移動中にスマートフォンやノートパソコンの充電が可能です。現在、以下の路線でコンセント付きグリーン車が運行されています。
横須賀線(東京~久里浜)
東京から三浦半島方面へ向かう路線です。観光利用も多く、グリーン車で快適に移動できます。
総武快速線(東京~千葉)
東京都心と千葉を結ぶ主要路線で、通勤・通学はもちろん、出張利用にも便利です。
外房線(千葉~上総一ノ宮)
房総半島の美しい海沿いを走る路線で、風景を楽しみながらのんびり移動できます。
内房線(蘇我~君津)
東京湾沿いを走り、風光明媚な景色が魅力です。観光やビジネス利用にもおすすめです。
総武本線(千葉~成東)
千葉から東へ向かう路線で、沿線には自然豊かなエリアが広がります。
成田線(佐倉~成田、成田~成田空港)
成田空港へのアクセスに便利で、旅行者の利用が多い路線です。
中央線快速(東京~大月)
山梨方面へ向かう路線で、通勤・観光どちらにも便利です。
青梅線(立川~青梅)
多摩エリアの自然を満喫できる路線で、ハイキングやレジャーにも最適です。
コンセント付きの普通列車グリーン車が運行されていない路線
以下の路線では、現在グリーン車に電源コンセントは設置されていません。移動前に充電を済ませるか、モバイルバッテリーを準備しておくと安心です。
- 宇都宮線(上野~宇都宮)
- 高崎線(上野~高崎)
- 上越線(高崎~新前橋)
- 常磐線(上野~土浦・水戸・日立・高萩)
- 上野東京ライン(上野~東京)
- 湘南新宿ライン(大宮~逗子)
- 東海道線(東京~小田原・熱海・沼津)
- 伊東線(熱海~伊東)
普通列車グリーン車のコンセント設置車両
E235系
横須賀・総武快速線に導入されたE235系のグリーン車には、各座席にコンセントが設置されています。また、公衆無線LANサービス(JR-EAST FREE Wi-Fi)も提供されており、車内でWi-Fiによるインターネット接続が可能です。
E233系
中央線快速や青梅線に投入されたE233系のグリーン車も、各座席にコンセントを完備。もちろん、公衆無線LANサービス(JR-EAST FREE Wi-Fi)も提供されています。
2025年3月15日の正式運用開始までは無料でお試し乗車ができます。
コンセントの配置と利用方法
コンセントの具体的な配置場所
JR東日本の普通列車グリーン車のコンセントは、座席の肘掛け部分に設置されています。これにより、座ったままスマートフォンやノートパソコンを充電できます。
窓側と通路側の座席におけるコンセントの有無
E235型、E233型のグリーン車では、いずれも窓側・通路側の両方の座席にコンセントが設置されているため、窓側か通路側かは意識することなく乗車できます。
使用できる電力と注意点
グリーン車のコンセントは、通常100V・最大2Aの電力供給が可能です。スマートフォンやノートパソコンの充電には問題なく利用できますが、高出力が必要な機器には対応していない場合があります。
まとめ
JR東日本の普通列車グリーン車に設置された電源コンセントは、移動中の充電に便利です。特に長距離移動の際に、スマートフォンやノートパソコンのバッテリー切れを防ぐことができます。
コンセントが利用できる路線は限られていますが、新型車両の導入に伴い、今後さらに設備が充実していくことが期待されます。利用する際は事前に路線ごとの設置状況を確認し、快適な移動を楽しんでください。





