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新幹線のぞみ・ひかり・こだまの違いは?速さ・停車駅・料金などの違いを解説

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新幹線に乗るとき、「のぞみ」「ひかり」「こだま」のどれを選べばいいのか迷ったことはありませんか?この記事では、それぞれの違いをわかりやすく解説します!速さや停車駅、料金などを比較しながら、自分にピッタリの新幹線を選びましょう。

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新幹線の種類と特徴

のぞみ、ひかり、こだまの基本情報

のぞみ

  • 所要時間(東京~新大阪):約2時間30分(最速2時間21分)
  • 停車駅:東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪
  • 速さ:東海道新幹線で最も速い
  • 運行頻度:1時間に5~6本程度
  • 使用車両:N700A、N700S16両編成
  • 座席:普通車自由席3両、普通車指定席10両、グリーン車3両(繁忙期は全席指定)

「のぞみ」は東海道新幹線の中では最も停車駅が少ないため、東京~新大阪を最速2時間21分で結びます。

停車駅は、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪のみの6駅で、静岡県内の駅には停まりません。さらに、新大阪を過ぎて、1時間に2本は博多行き、1本は広島行きの直通便もあります。

このように、「のぞみ」は都市間移動に最も適した新幹線です。

車両については、16両編成で、自由席は3両、指定席は10両、グリーン車は3両で構成されており、自由席の車両数が少ない点が特徴です。

ひかり

  • 所要時間:東京から新大阪まで約3時間
  • 停車駅:便ごとに異なるため、時刻表を確認することが重要
  • 速さ:東海道新幹線の中では「のぞみ」の次に速い
  • 運行頻度:1時間に2本ほど運行
  • 使用車両:N700A・N700S16両編成
  • 座席:普通車自由席5両、普通車指定席8両、グリーン車3両

「ひかり」は、「のぞみ」よりも若干遅く、停車駅も多めです。東京~新大阪間の所要時間はだいたい3時間です。

停車駅は、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪のほか、静岡、浜松、米原など地方の主要駅にも停車します。1時間に1本程度、岡山や広島方面へ直通する便もあります。

特に中規模都市間や、都市間移動には便利な選択肢となります。

ただし、停車駅は固定されていないため、便によっては、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪以外の駅を利用する場合は注意が必要です。

座席については、16両編成のうち、5両が自由席、8両が指定席、3両がグリーン車となっています。

こだま

  • 所要時間:東京~新大阪間は約4時間
  • 停車駅:全ての駅に停車
  • 速さ:東海道新幹線の中で最も遅い
  • 運行頻度:1時間に1本程度
  • 使用車両:N700A・N700S16両編成
  • 座席:普通車自由席7両、普通車指定席6両、グリーン車3両

「こだま」は、新幹線の全駅に停車するため、東京~新大阪間の所要時間は約4時間と、他の新幹線よりも時間がかかります。

長距離の移動には不向きで、主に短距離や中距離の移動に適しています。

座席配置は、16両編成の中で自由席が7両、指定席が6両、グリーン車が3両で、自由席が最も多く、気軽に乗車できるのが特徴です。

速さの違い

のぞみ・ひかり・こだまの所要時間の比較

新幹線 東京〜新大阪の所要時間
のぞみ 約2時間30分
ひかり 約3時間
こだま 約4時間

スピード重視なら「のぞみ」、コスパと利便性のバランスなら「ひかり」、のんびり旅なら「こだま」がおすすめです。

停車駅の違い

のぞみ・ひかり・こだまの停車駅の比較

駅名 のぞみ ひかり
東京
品川
新横浜
小田原 × △(2時間に1本程度停車)
熱海 × △(1日3往復停車)
三島 × △(2時間に1本程度停車)
新富士 × ×
静岡 × △(1時間に1~2本停車)
掛川 × ×
浜松 × △(1時間に1~2本停車)
豊橋 × △(2時間に1本停車)
三河安城 × ×
名古屋
岐阜羽島 × △(1時間に1~2本停車)
米原 × △(1時間に1~2本停車)
京都
新大阪

※○=停車、△=一部の「ひかり」のみ停車、×=停車しない

「こだま」はすべての駅に停車します。

車両の違い

のぞみ・ひかり・こだまの車両

現在は、列車種別を問わずN700AかN700Sが使用されています。ただ、N700Sはまだ両数が少ないため、大部分の列車がN700Aで運転されています。

N700Sにどうしても乗りたいという方は、こちらのページで閲覧できる時刻表で「N700S」と書かれた列車を探してください。
https://railway.jr-central.co.jp/jikoku/index.html

N700AとN700Sの車内設備の比較

N700AとN700Sの車内設備の主な違いを表にまとめてみました。N700Sは最新型としてさらに進化した設備が搭載されています。

項目 N700A N700S
座席 クッション性の高い座席 リクライニング機構の変更(座面が背もたれに連動して沈む)で快適性向上
コンセント 窓側・最前列・最後列の壁のみ 全席の肘掛けにコンセント完備
窓下の小物置き場 ペットボトルを置くとシェードが閉まらない 大型化してペットボトルを置いてもシェードを閉められる
照明 LED照明 間接照明を採用し、より落ち着いた空間を演出
静音性 低騒音設計 さらに静音性向上、より快適な車内
室内ディスプレイ LED、1行表示 画面サイズ50%増、解像度アップしたしたフルカラー液晶で、より多くの情報を見やすく表示可能
安全性能 高い制御システム バッテリー搭載で停電時も自走可能

乗車時に直接影響がある変更で一番大きな変更は全席コンセント完備ではないでしょうか。N700Aでは壁付けだったコンセントを、肘掛けに設置することで全席へコンセントを提供できるようになりました。

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N700S普通車の座席に装備されたコンセント

自由席と指定席の選び方

「のぞみ」は自由席が3両しかないため、混雑が目立ちます。確実に座りたいなら指定席がおすすめです。「ひかり」「こだま」は自由席が比較的多めです。

料金の違い

のぞみ・ひかり・こだまの料金比較

のぞみ、ひかり、こだまの乗車料金を東京~新大阪間の指定席で比較します。

新幹線種別 閑散期 通常期 繁忙期 最繁忙期
のぞみ 14,520円 14,720円 14,920円 15,120円
ひかり 14,200円 14,400円 14,600円 14,800円
こだま 14,400円 14,400円 14,600円 14,800円

のぞみの指定席には区間ごとに異なる「加算料金」がかかります。
上記東京~新大阪間の場合は、ひかり・こだまの指定席料金と比べると320円が加算されています。加算料金は乗車距離に応じて高くなりますが、210円~1,590円の幅で設定されています。

自由席と指定席の料金

自由席と指定席の差額は通常期で530円です。この金額を基本として、閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、超繁忙期は400円増しとなります。シーズンごとの差額を下表にまとめました。

シーズン(主な時期) 差額
閑散期(1,2,4,6,7,9,12月の月~木曜日) 330円
通常期 530円
繁忙期(3,7~11月の金、土、日曜日) 730円
最繁忙期(GW、年末年始) 930円

少しでも安く新幹線に乗る方法

EX予約

EX予約(エクスプレス予約)は、JR東海・JR西日本が提供する東海道・山陽新幹線(東京~博多間)専用の会員制ネット予約サービスです。スマホやPCから簡単に予約・変更ができ、割引価格で新幹線のチケットを購入できるのが特徴です。

EX予約を利用すると、通常の切符より最大1,800円程度お得になります。例えば、東京~新大阪間では以下のような料金になります。

券種 通常価格(指定席) EX予約価格
のぞみ 14,720円 14,230円
ひかり 14,400円 13,910円
こだま 14,400円 13,910円

※時期や列車により価格は異なります。

ただし、EX予約を利用するには年会費(1,100円)とJR東海・西日本の提携カードが必要ですが、東京ー新大阪間であれば2往復すれば元が取れる計算です。

ぷらっとこだま

ぷらっとこだまは、JR東海ツアーズが提供する東海道新幹線「こだま」専用の格安旅行商品です。通常のきっぷよりも安く購入できるのが最大の魅力で、特に時間に余裕がある人や、少しでも新幹線代を節約したい人におすすめです。

山陽新幹線向けは「行こっか!こだま」という名称になっています。

ぷらっとこだまの特徴

  1. 通常運賃より格安
    例えば、東京~新大阪間の料金は通常約14,720円(指定席)が11,210円と、3,000円以上お得になります。

  2. 指定席のみ利用可能
    自由席はなく、必ず指定席を予約する必要があります。そのため、座席の確保ができるのもメリットです。

  3. ワンドリンク付き
    ぷらっとこだま利用者には、ソフトドリンク1本無料のサービスが付きます。

  4. 予約変更不可
    一度購入すると、予約変更ができないため、スケジュールをしっかり決めてから購入しましょう。

旅行会社のホテル付プラン

旅行サイトや旅行会社のパッケージプランなら、新幹線+ホテルでお得に予約可能です。

旅行サイト

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旅行会社

JTB(JTBMySTYLE)
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まとめ

新幹線を選ぶときは、速さ・料金・停車駅のバランスを考えるのがポイント!

  • 速く移動したいなら「のぞみ」
  • コスパ重視なら「ひかり」
  • ゆっくり旅するなら「こだま」

お得な予約方法も活用して、快適な新幹線の旅を楽しみましょう!

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