横浜市の山手・本牧エリアの静かな住宅地のなかにある「Cafe Piccolo」は、まるで隠れ家のような雰囲気のカフェです。
店主さんが早期リタイア後に一室を改装してオープンしたお店で、温かみのある空間が訪れる人を包み込みます。
という情報を聞きつけて、カフェ好きの妻のたっての希望もあってお邪魔してきました。
控えめに言ってコーヒーはもちろん食べ物も素晴らしく、何よりその環境も素敵すぎるのでその魅力をご紹介したいと思います。
こだわりのコーヒーと自家製スイーツ
コーヒー豆は深煎りから浅煎りまで4種類を用意。
横浜元町珈琲や堀口珈琲のドリップ教室に通い、安定したおいしさを追求しています。
おすすめは、深煎りのコーヒー。苦みは控えめでまろやかな口当たりで、冷めても風味が変わり、最後まで楽しめます。
なんですが、夏季限定の水出しコーヒーがまた絶品です!
「洋酒のような」とメニューに書かれているのですが、本当にその通りの香りと味わい、それでいてすっきりとした飲み心地は一度味わったらやめられません。できることなら毎日飲みたい、と思うくらい個人的には気に入りました。
スイーツもすべて手作りとのこと。添加物を使わず優しい味わいに仕上げています。
バスク風チーズケーキは、軽い食感ながら濃厚なチーズの風味が深煎りコーヒーと相性抜群。
そして固めプリンは、昔ながらのしっかりした食感と甘すぎない優しい味がこちらもコーヒーを引き立てます。
厚切りバタートーストにはカフェから車で数分の場所にある「TOAST neighborfood bakery」の食パンを使っているそうです。
あんこをプラスしてあんバターで食べるのもおいしいです。
土、日の朝には限定メニューのホットドッグが楽しめます。
こちらのパンはカフェ専用に焼いてもらっている特注だそうです。
当日は「ひよこ豆のカレーホットドッグ」でした。9時半までに現地についた時点で最後の1個でした。
そんなことは珍しいとのことでしたが、だいたい11時ごろまでにはなくなるそうなので、ホットドッグが食べたい方は朝早起きして来ることをお勧めします。
横浜にこだわった器
コーヒーは、横浜焼として知られる「横濱増田窯」の美しい器で提供。ホットカフェオレは、横浜出身の備前焼作家 高木純さんに特注したカップで提供されます。冷めにくく、コーヒーの香りが際立つ工夫がされています。
と聞いていましたが、私が訪問したときは写真のようなガラスの器で提供していただきました。これも素敵です。
テラス席は緑豊かな景色を眺めながら・・・おすすめの季節は?
天気の良い日は、テラス席で緑豊かな景色を眺めながら、コーヒーとスイーツを楽しむことができます。雨の日でも、しっとりとした景色が心を落ち着かせてくれます。
テラス席は高低で2つあります。こちらは、喫茶フロアから一段上がった席を下から見た様子です。
こちらの石段を登っていくと、さらに高いテラス席に出られます。ただし、悪天候の日は登ることができません。
ここでぼーっとしていると、ここが横浜市内であることを忘れそうになります。
気候の良い時期には一時間以上もぼーっと過ごすお客様もいらっしゃるそうです。
私たちがお邪魔した日は少し雲がかかった涼しい日でしたので、何時間でも過ごせそうでした。
しかし、ちょっとした林になっているので、季節によっては長時間いるのは難しい場合も当然あります。
おすすめは春先、逆に落ち葉が多い秋や蚊など虫が増える夏は気になる方は避けたほうがよさそうです。
隠れ家的な立地
Cafe Piccoloは、通りに面していないため、少しわかりづらい場所にあります。下の看板が目印で、通路の奥へと進んでいくとお店が現れます。
駐車場について
専用駐車場はありません。
しかし、徒歩5分ほどの場所にコインパーキングがあるので、車で来られる方は要チェックです。
現場を歩いた限り、ここが最も近い駐車場だと思われます。
エコロパーク横浜本牧第1
住所
〒231-0833 神奈川県横浜市中区本牧満坂150-1
料金
全日 24時間 最大700円
全日 夜 20時~8時 最大300円
全日 昼 8時~20時 30分200円
全日 夜 20時~8時 60分100円
地図
まとめ
隠れ家カフェ「Cafe Piccolo」は横浜市内にありながら、住宅地の合間にひっそりとたたずむまさに隠れ家のようなカフェでした。
緑豊かな景色とこだわりのコーヒー、自家製スイーツで、心も体も癒されるひとときをお過ごしください。
住所:〒235-0031 神奈川県横浜市磯子区
営業時間: 木・金 12:00~17:00 , 土・日 9:00~17:00
定休日:月・火・水
公式サイト:(インスタグラム)https://www.instagram.com/cafepiccolo_honmoku/?hl=ja
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